街でよく見かける車は白や黒の定番カラーや赤、青などの鮮やかな色をしており、好みが分かれます。車を選ぶときにボディカラーは重要視されているポイントのひとつです。買取査定にもボディカラーは影響してくるのでしょうか?今回はボディカラーが買取査定に関係する理由と、外車で好まれる色について解説します。
ボディカラーが査定額に影響するとされる理由とは
車の乗り換えどきには大多数の方は「自分の車はできるだけ高く見積もってほしい」と思うでしょう。査定を左右するのは車種やグレード、年式、バッテリーやエンジンなどの基幹部品だけではありません。ボディカラーは査定の基準に含まれる重要な要素となります。エンジン周り、バッテリー、下回りのサビや傷がないかも大切ですが、毎日乗る車は外観に重きを置く人も少なくありません。
人からなにをいわれても最後に行き着くのは見た目の好みです。車を購入する際の最終決断を下すのは自分自身。したがってボディカラーは査定に充分に響いてくるのです。世間で人気なカラーは査定金額が上がりますし、不人気なカラーは査定金額が下がります。
査定額が上がるボディカラー
査定額が上がる車のボディカラーは大多数の人に好まれる色、無難で使い勝手のいい色、後悔しない色です。査定額が上がる理由に大多数、無難な色とありますが、白や黒、シルバーがこれに当たります。白は清潔感があり、飽きがこなく膨張職のため事故にあうリスクを減らせるのです。
また、傷が目立ちにくく、世代を問わず乗られてる代表カラーといえるでしょう。黒は落ち着いているため重厚感や高級感を演出でき、白同様に長く乗っていても飽きがこない色味に該当。そして、時代の流行り廃りなどの流行に捉われないという理由で大多数の人に好まれています。大多数の人に好まれる無難な色味は需要があるため査定額に影響するのです。とくに白や黒はどの世代からも選ばれており、販売総数の約85%を占めています。
査定額が下がるボディカラー
査定額が下がる車のボディカラーに挙げられている奇抜、原色に当たる色は赤、青、黄、オレンジなどです。奇抜な色は目立つため乗る人を容易に想定させてしまうため、あまり選ばれません。大多数の方は車を長く使うでしょう。本当に好きで選んだ色ならいいのですが、いっときの感情で選ぶと後悔の元になるかもしれません。奇抜な色や原色系は使い勝手がいいとはいえず需要も低いため、査定額が下がる要因になります。
高値で買い取ってもらえる可能性が高い色とは
査定額が高い車には白や黒、シルバーがありますが、近年はパープルの人気も高まっています。パープルも軽やミニバンなどカスタムグレードに人気な傾向にあり、車種やメーカーにより査定額も変動しやすいです。たとえば、スバルであればラリーカーの青といったイメージが定着しており、この車ならこの色しかないと思うカラーであれば査定額にプラスに働きます。一般的に人気がない色も車種によって好まれる色があります。
たとえ派手だとしても、車種によって人々が欲しいと思うのであれば需要があるという判断されるのです。また、軽自動車ではパステルカラーが女性に人気があります。女性は軽自動車にのることが多いため、淡く優しいイメージのパステルカラーであっても査定金額がプラスになりやすいのが特徴です。逆にミニバンやSUVでは原色系やパステルカラーは5万円以上値下がりすることもあります。
外車の場合は派手な色が好まれやすい?
日本車では白や黒、シルバーのような使い勝手がよく、無難な色が人気です。一方、外車に関しては明るめの色も好まれる傾向があります。たとえば、フェラーリやアルファロメオのような赤、ジャガーといえば深みのある緑が定番となっており、人気です。人によって好みが分かれる色ですが、この車種といったらこの色と想像できるボディカラーは査定額も上がります。
実は白にはソリッドホワイト、パールホワイトの2種類がありますが、日本で人気なのがパールホワイトになり、世界的にはソリッドホワイトは人気が高い傾向です。ソリッドは単色、パールは真珠のような独特の色を出します。ほかにも見る角度により色身が変化するメタリック塗装も。世界的にみても白は人気の色として間違いありませんが、ソリッドホワイトのような単色が好まれているのです。
フェラーリのように定番カラーが定まった色は人気となる一方で、白や黒も変わらず好まれています。外車の購入を検討している方は、いずれ売却することも考えてボディカラーを選んだほうがいいでしょう。
まとめ
世界では好まれる色は白や黒の定番カラーが大多数ですが、車種によって好まれる色も分かれています。長く乗ることを考えているならば、自分の好きな色に乗りたいですよね。飽きがこなくて使い勝手のいい無難な色を選ぶのか、奇抜で原色系の目を引くような色を選ぶのかは完全な好みです。車を新車で乗り換えていくのであれば、査定額がプラスに影響する色のほうがいい場合もあります。近年世界的にグレーも人気となっていることから今後の日本でも人気が出てくるかもしれません。ぜひ査定額や購入時の参考にしてみてください。