事故で傷やへこみのある外車…。売却するならディーラーと買取専門店のどっち?

公開日:2023/05/15 最終更新日:2023/02/14


車を売却したい時、ディーラーと買取専門店のどちらを選ぶとよいのでしょうか。事故で傷やへこみがあり、外車という条件つきです。結論からいえば、ディーラーと買取専門店のメリット・デメリットを比較して、納得できるところへ売却するのがベストな方法です。では、それぞれのメリット・デメリットはどこでしょう。説明します。

ディーラーを選ぶメリット・デメリット

ディーラーを選ぶ場合のメリット・デメリットは次の4点があげられます。今後も車を使う予定のある人は、ディーラーで次の車の購入を考えている人が多いです。お得に購入できるかも含めて見ていきましょう。

メリット1
次の車が安く買える

メリットとして、次の車が安く購入できるという点があります。これまで乗っていた外車を売却に出すとしても、引き続き車には乗る、という人は、車の売却値段を新車割引に使うことができます。これにより、次に乗る車が販売価格より少し安く購入できるのです。値引きに充てられるのが実質消費税分くらいかもしれませんが、少しでも安く買えると、手を出せなかった車を購入しようとなるきっかけにもできます。

メリット2
車がない期間が短い

ディーラーで売却した場合、次の車を同時に購入すれば、車がない期間が圧倒的に短くなります。納車までの期間は、ディーラーから代車を借りることが可能です。通勤やレジャーなどで使う予定がある矢先のトラブルでも、わざわざ予定を変更しなくてよいのはうれしいポイント。毎日の生活を変えなくてもよいので、納車まで安心して過ごせます。

デメリット1
下取り金額が安い

デメリットとしては、下取り金額が安いことがあります。これは、ディーラーが外車を下取りするときに基準にしている価格が、買取時の市場価値やオークション価格であることが理由です。購入したときは、新車で発売されたばかりであった車も、年数が経てば型落ちします。売却するときは価格が落ちていることが多く、下取り金額が安くなります。オークション価格も、よほどの希少価値がある車種出でない限りは、安い金額で取引されているので、同じことがいえます。

デメリット2
新車値引きに反映されないこともある

新車を購入するとき、新車値引きに下取り額が反映されないことがあります。下取り金額を次の車の購入額から値引きするかは、ディーラーによるからです。値引きされると信じてそのまま契約してしまうと、後から見返したときに高く払っていたことに気づくことがあります。見積もりの段階で、見積書に記載されているかを確認しておきましょう。

買取専門店のメリット・デメリット

買取専門店で車を売却する場合のメリット・デメリットは以下の4点です。車に価値があればその分高く買い取ってもらえますが、下取りとはどのように違うのでしょうか。メリット・デメリットそれぞれを紹介します。

メリット1
ディーラーよりも高値で売れる

買取専門店は、ディーラーよりも高く売れる傾向にあります。買取専門店が買い取った車は、再び中古車として国内外で商品となります。これを購入してもらうことで利益を発生させるので、状態のよい車であればあるほど高値で売れるという仕組みです。次の車の資金として考えている人も、金額の負担を少なくして購入したい人は、買取専門店で売却し、その資金を充てるとよいかもしれません。

メリット2
外車専門店ならさらに高く買い取れる

買取専門店のなかでも、外国車を専門に扱う買取専門店であれば、さらに高額での買取が可能です。日本は自動車産業が盛んな国でもあるので、国産車が多く出回りますが、外国であれば中古車でも高値で取引できる可能性があります。売却したいメーカーの車と、メーカーを持つ国との輸出入を取り扱っている店であれば、買取希望額に近い金額を提示してくれる可能性が高いのです。

デメリット1
買取金額が安くなる可能性

いくら、ディーラーよりも買取価格が高いとはいえ、買取価格が安くなる場合もゼロではありません。傷や使用年数によっては、ディーラーとの差額がほんのわずかであることも念頭に置いておきましょう。また、見積もりを1社のみしか行わないのももったいないです。複数社見積もりを行い、再度交渉すると、買取額が上がるかもしれません。

デメリット2
レッカー代などの手数料がかかる

買取専門店は、基本的に持ち込まれた車を査定し、買取金額を提示します。事故などで動かなくなった車を、買取専門店で売却しようと考えている場合は、注意が必要です。レッカー代などの手数料は別途請求されます。査定額が納得の行く金額であったとしても、手数料を引くと、物足りないと感じることも充分に考えられるのです。出張して自宅などから車を引き取ってもらう場合には、レッカー代などの査定額以外でかかる金額も確認しておきましょう。

違いを比較して選ぼう!

傷やへこみのある車売却しようと考える際、ディーラーにも買取専門店にもメリットはあります。手続きや車のある生活を優先するのか、高く売ることを優先するのか、自分の中でどちらがよりメリットだと感じるのかを吟味しましょう。

メリットだけでなく、デメリットにも目を向けることも重要です。高額なお金が動く事柄である車の売買は、後にデメリットが損をしたと響くことにつながります。ディーラーと買取専門店は、そもそも目的が違うので、両方の目的を比較して、自分にとって利益のある方を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、事故や傷でへこみがある外車の売却についてお伝えしました。車の販売を目的とするディーラーは、下取りは可能で、新車の購入に反映できますが、下取り額が低いことが難点でした。ディーラーによっては、下取りが新車の購入に反映できないこともあります。買取専門店は、中古車の輸入・販売を目的としています。ディーラーよりは買取額が高いですが、持ち込み以外の買取では、手数料が取られてしまう可能性があるので、確認が必要でした。それぞれのシステムやメリット・デメリットを把握して、自分がいちばん納得できる方法で車を売却しましょう。

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