外車を買い取ってもらう際に、どんな書類が必要なのかよくわからない方もいると思います。簡単にいえば、普通車を買取に出す際とあまり違いはありません。ただ、買取業者によっては必要になる書類に違いがある場合もあります。今回は必要な書類だけでなく、売却方法や買取りに出す際の注意点なども説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
外車を買い取ってもらうまでの流れ
どのような流れで買い取ってもらうのか説明します。
売却方法を選ぶ
まずは売却先をどこにするか選びましょう。いくつかの売却先を比較し、なるべく高く買い取ってくれる売却先を探すのがおすすめです。外車を専門とする買取業者なら外車に詳しいスタッフがいるうえ、売却をする際に必要な知識や情報を把握しているので、ちゃんとした査定をしてくれるためより高く売却できる可能性も上がってきます。また、一括査定サイトを利用してみるのもおすすめです。一度に複数の買取業者の比較ができるうえ、車種や走行距離などを入力するだけでより高く買い取ってくれる業者をすぐに見つけられます。
査定を受ける
買い取ってほしいサイトから査定の申し込みをします。店舗での査定はもちろんですが、忙しくて店舗に行く時間がない方は、自宅まで無料出張で査定もしてくれる場合もあるので事前に調べておきましょう。査定額に差はないので、やりやすい方法を選んでください。
売却手続きをする
査定額に納得したなら、売却手続きを開始します。スムーズに進められるように、手続きに必要な書類はしっかりと準備しましょう。売却する前に、ナビに登録している自宅や個人情報は消去してあるか、ダッシュボードや座席の裏などは空っぽか、忘れものはないかなど入念にチェックをしておきましょう。
入金を確認する
入金されるまでどのくらいのかかるのかを買取業者に聞いておくのがおすすめです。もし期限までに入金されていなかった場合は、買取業者へ問い合わせてみましょう。
外車を買取に出す際に必要になる書類
必要な書類は車検証、自賠責保険証、印鑑証明書、自動車税納税証明書で国産車を売るときと同じです。もし車検証に記載されている住所が現住所と異なっている場合や、結婚をして姓が変わっている場合は住民票や戸籍謄本も必要なので準備しましょう。また、お店で譲渡証明書や委任状が用意されている場合は直接記入することもあるので、印鑑も忘れずに持っていると安心です。
外車を買取に出す際の注意点
外車を買取に出す際の注意点をいくつか紹介します。
下取りよりも買取を選ぶ
下取りは下取りしてもらったお金を現金化できないですし、車を購入する場合でしか下取りをするサービスを利用できない制限があるため、得られるお金を現金化できる買取のほうがメリットは大きくなります。買取ってもらって得たお金で新しい車を購入する場合は、下取りをしてもらうほうがよいです。
価格相場を把握しておく
買取に出そうとしている車の査定額が妥当な金額なのかを判断するために、目安となる価格相場や査定額を把握しておくと安心なので、少しでも高く売りたい方は、査定額の値上げを交渉する際にも役に立つのでぜひ調べてみておいてください。
ローンが残っているか確認をしておく
車の所有者が自分ではなく、メーカーやディーラー、信販会社のいずれかが車を所有している場合は、ローンを繰り上げ返済しない限り車を売ることはできません。自分の名義に変更する場合は買取店が代わりに手続きをしてくれることもあるため、もしローンが残っているなら事前に伝えておきましょう。買取業者によっては残っているローンを買取金額として使えることもあるため、調べておくことをおすすめします。
新しい車の納車日を決めておく
車を買取に出す前に新しい車が手元にあるなら心配はないですが、新しい車が手元にない段階で買取に出してしまうと、新しい車が来るまで運転できなくなってしまい不便です。新しい車の納車のタイミングを調整し、車がない期間があまり空かないようにしましょう。
まとめ
車を少しでも高く売りたい場合、どこに買取ってもらうかがポイントになってきます。いくつかの買取業者を見比べながらそれぞれの違いなども把握し、自分が納得のいく金額を提示してくれるところを選びましょう。専門の知識やプロの見方ができるスタッフがいるのかも、高く買取ってくれるかの重要な基準になってきます。売る側としても最低限の車のメンテナンスはしっかりとし、買取金額が上がるように抜かりなく準備することも大切です。買取業者を選んだり書類の準備や査定の日程、車の納品など、さまざまな作業がいくつもありますが、ひとつずつこなしていって気持ちのよい取引ができるように心がけましょう。